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2006年4月22日 (土)

Ub-X こんなふうにも あんなふうにも

気がついたら前回書いてから一週間もたってたんですね。びっくり!急に暖かくなってきてこのところずっと頭がくらくらしてますが、きょうは、Ub-Xってこんなふうに聴いてる人もいるんだ、って、自分たちも気がつかなかったことも含め書いてみようと思います。

1)まず、オーソドックスには、ジャズとして、ですね。ジャズといってもちょっとカテゴライズしにくいのですが、アルバム評などでは、先鋭的な、とか、また、浮遊感のあるサウンド、独特のグルーヴ感、、etc..について語られています。Ub-Xの看板としてインタヴューではわたしがポリグルーヴの分析的説明をしたり(JAZZ TOKYO  http://www.jazztokyo.com/  参照)私自身、この音楽に関してかなり分析的解説もできます。.......で、自分たちでもそういうものだ、と思っていたわけです。
でも最近気がついたのですが、この聴き方はほぼ男性の、しかも分析的(論理的)傾向の強い人の聴き方であって、それがすべてではないことがわかりました。最近はこれを「男頭(おとこあたま)」で聴く、と言います。

2)クラブミュージックとして聴く。yoyoちょっと待てよ、踊れねえよ、と。ま、そうかとは思いますが、1)の分析的聴き方のひとつとして、たとえば、ドラムとベースは、いわゆるドラムンベースの進化&変則、変化形として、コードサウンドはハウス或いはテクノのそれ、ヴォイスを含め全体の質感は音響系のそれ、として。インプロヴァイズド・クラヴミュージック・ジャズとして、これからさらに進化させていく方向にもあり、いかがでしょうか?(いつかは、踊れちゃうかもよ)

3)女性的な聴き方。多くの女性は音楽を聴くときに分析的脳は使いません。わたしももともとは感覚的聴き方ですが、実際にプロフェッショナルとして活動しているうちに男性的部分が発達したのだと思います。実際に自分がやるまで、音楽は全体として入ってくるだけで、ベースが何をやっているか、とかドラムがどういうビートで、なんて分けて聴くなんてしてなかったですね。「よくわからないけどすごい!」とか、「美しい」「気持ちいい」「かっこいい!」「好き」「嫌い」「ださい」という感想で、「この部分のベースがすげえ」「ここはこういうリズムの取り方をしてる」とかいわれるまで気がつかないって感じでした。
このアルバムも、特にジャズファンではない女性にも直感的にというか感覚的に受け入れられているみたい。(逆に、男頭の強すぎる男性のほうが難解と感じてしまうことも)

4)映像的&トリップミュージックとして。これは、わたしの音楽を長く聴いてくれている方々に多いですね。コメントをお願いした方々も、アーティストなので(しかも映像系多いです)このタイプがほとんどです。

5)「からだ」で聴く。3)に近いですが、3)が雰囲気とか全体像とか、また、おしゃれ感寄りとすれば、もっとダイレクトにからだに近い感じでしょうか。実際に、夜眠る時に水の音のCDのかわりとして、ヒーリングミュージックとして、また、ずっと鬱だったひとがライヴを聴いてから快方に向かった、など、、、作ったほうが「何で?」って驚いています。(驚くのは前回書いたことと矛盾しているようですが、あれはやや観念的な感覚であったので、こんなにダイレクトに作用しているとは思っていなかったのです)

6)自然界の音。4)の水の音とも共通しますが、これを言ったひとは「ドラムを聴いていると自然界のすべてが聞こえる」というふうに表現していました。

7)家族の食事時のBGMとして。これは「凛」のCMの監督のご自宅での話。そもそも食事の時はCDをかけるそうですが、二人のお子さまも違和感無く聴いているとのこと。ヘビーローテーションにしていたため、最近はフレーズを口づさんだり、曲頭の出だしのタイミングあてなども、、、、、   すごい.....

8)ちょっとMなひと、、「一子さんの音楽は脳を直接素手でわしづかみにされすごい勢いでかきまわされる感じで、ものすごく苦しいんだけど、でもそれがだんだん快感になってやめられない、、」

9)猫が聴く。過去何人かのひとが、わたしのCDをかけていると飼っている猫がスピーカーの前に聴きにくる、と教えてくれました。(終わるといなくなるそうです)このCDではどうなのでしょうか?人間以外の生き物と暮らしているかた、ためしてみてください。

10)エロい.....国府弘子が言った....

....と、だんだんとりとめなくなってしまいましたが、すでに聴いているひとは、別の聴き方を、まだ聴いていないひとは、興味のある聴き方をみつけたら、いちどためしてみてください。
っていうか、気持ちよければもうそれでいいんですけど。

ichiko.H.

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コメント

Ub-Xのアルバムについての僕の印象です 一子さんの今までのアルバムにも感じたことですが
音の彫刻または色彩といったものが強く感じたアルバムだなぁと感じました
ピアノの音べ-スの音ドラムの音が音楽としてではなく 一種の効果音または音楽から想像できる
世界の森の音や鳥の声みたく感じた演奏でした

しいて言うとJAZZ版のメシアンみたいの印象もった次第です

投稿: NaJaの使い | 2006年4月23日 (日) 21:26

私のUb-Xの曲の聴き方は、
3の女性的な聴き方が近いです。
...ジャズってなんだかよくわからない。
でも、とけてゆくような気持ちとか
どきどきする緊張感、眠る前の静けさ、
のようなものを感じました。
一子さんの声が別の世界に誘ってくれるようで..
感覚的に「好き」で聴いています。
たまにBGMとして聴いたりもしますよ。
眠るときに聴くのもいいですね。

..踊るのはちょっと恥ずかしいです。
いつか、トライしてみたいです

投稿: yoruko | 2006年5月 3日 (水) 01:20

ごぶさたしてます。
すっかりライブに行けてませんが、
憶えてくれてますか?
ずーっとファンです。

すごいアルバム出ちゃいましたね!
ぼくはやっぱり、ジャズスタンダードのカバーより
オリジナルのが好き!!

ぼくは2が強いですけど、
実はほんとは3だったりして。
感性になじんでいくような感じ。
水のように浸透していく感じ。

ライブでは5なんでしょうね。。。

踊れるUb-Xにも期待!
クラブという場所で踊れるUb-Xとか
是非体感したい!!
もちVJは手塚さんで。

投稿: 田中昭全 | 2006年5月 8日 (月) 21:36

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