« 7月1日のこと | トップページ | B-flat補足写真 »

2006年7月 7日 (金)

ドイツ決戦の旅 その8

プロサッカー界からの引退を表明したわたしはフィーゴとスッ裸で抱き合い、ずぶどろのシャツを交換してベルリンに向かったところで目が覚めると、天女アンドレアの姿はなく、スチュアート・サトクリフ似の店番の兄ちゃんが「僕のシンバル貸そうか?」と言ってくれているのであった。たまたま店の倉庫に預けてあるという。後で聞けば、店の共同経営者だそうで、えらい人だったのだ。

えらい人のいうことはなんでもきくわたしは、ホイホイ倉庫までついていっておかまをほられた。ということもなく、なかなかのシンバルを手中の珠とした。

それからは、もう何も書くことが無いほど素晴らしいことばかりで、何も書かない。ということもなく、ハウリングの原因が今回の大恩人ベルリン在住アーティスト兼プロデューサー青木淑子さんの電子機器であったり、生音が響きすぎて、シンバルを普通には叩けなかったりしたが、とにかく、なんとかなって、あとは最終決戦に向けて暗くて寒い楽屋でウォーミングアップをしないのであった。

冷えきった体でピッチに立つとい いい雰囲気だった。
オーディエンスのスルドイ見極めてやろうみたいな何かが伝わって来る。

1曲目の「Li-mo」が終わったら猛然と拍手に襲われた。2曲目も、3曲目も大爆笑の渦でなかなか次の曲が始められないほどだった。
とても調子良く前半戦を終えると「ロスタイム!ロスタイム!」の物凄いコールがあり、暗くて寒い楽屋で「いや〜、うけてるな〜!」と思っていたら、だれもハーフタイムと言わなかったので、これで演奏が終わりだと思ったらしく、後半戦開始の頃には客の半分くらいはあきらめてかえったらしい。そのかわり、外から窓に張り付いていた人々を青木さんが「いいから、はいっちまいな!」と、ドイツ語でFee Free!にして入れちまったのでまあまあ客席はまあまあ埋まっていた。

後半戦はさらに盛り上がり、思わず普通の音量で演奏してしまったわたしのせいで、ハシモト隊長のvoがちょっと聴こえづらくなって井野チュピマスは困った。というのは本当で、とにかく異様に場内は盛り上がり、ロスタイムもキメて楽屋へ向かう途中、スーパーモデルを硬派にしたような御婦人方の熱い賞賛のまなざしに、デルピエーロとなったわたしは、音楽界を引退した後はブンデスリーガでやっていきたいと思いました。おわり 自称アーティスト ふじ

青木淑子さん撮影 演奏を見守るうしろアタマは三田晴夫団長

Bflat

|

« 7月1日のこと | トップページ | B-flat補足写真 »

コメント

Ub-Xの皆様、ベルリンでは素晴らしい演奏をありがとうございました! うそをつかないベルリナー。みんなとっても喜んでいましたね。かなりウケていて、私もとっても嬉しかったです! 次回はもっと沢山の人に聞いて欲しいと思いました。それから、私の補聴器がハウリングの原因になってしまってごめんなさい~~!!! もう完全に修理しましたので、二度と変なことにはならないですよ。青山のインストアライブには、必ず伺います!楽しみにしています~~!

投稿: 青木淑子 | 2006年7月 7日 (金) 18:36

青木淑子さま
本当にいろいろありがとうございます。
勝手にお名前を出して申しわけありません。
ちなみにインストアライヴは六本木店です。

投稿: 藤本敦夫 | 2006年7月 7日 (金) 19:11

藤本さま

コメントをありがとうございます!
あ~!! 青山ではなくて、六本木なんですね!
絶対に伺います~~!
そして、もちろんいくらでも名前を出してくださってかまいませんよ~。変な私ですが、これからもよろしくお願いします。
ドイツでUb-Xがもっともっと活躍できますように!

投稿: 青木淑子 | 2006年7月 8日 (土) 01:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 7月1日のこと | トップページ | B-flat補足写真 »