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2006年11月21日 (火)

Ubique〜神の遍在

ichiko.

Photo_125Photo_126Photo_127"Ubique"(1st album #5)

は、ラテン語で神の遍在を表す言葉です。

ユニット名"Ub-X"の由来の言葉でもあります。

なにか無意識の、更に深い海に潜み、つながっている、人や生き物や自然や果ては宇宙の響きを「神」と考え、その響きの海を音楽へと昇華させたい、という想いの曲です。

裏にはすべての悲しみへのレクイエム的な心も隠されています。

この曲では、すべての楽器はできるだけかすかな実音で演奏され

そこから生まれた細かく膨大な響きの粒子が混ざり合うことにより

響きがさらにお互いに干渉しあい

より深く濃密に空間を満たしてゆく . . .

ヴォイスを含め、

演奏者はやはりシャーマン的な身の置き方

でしか演奏することができない、といった曲です(音楽理論的な構造は全くありません)

Ubx6_1この曲の感想というのが興味深く

 自分の過去の情景を思い出すひと

 夢の中に入ってゆくひと

 シュールな光景が見えるひと

 ヴォイスが子守唄のように聴こえるひと

 身体の中に響きが入ってくる感じ etc. . .

とか、人によってほんとうに様々です。

だいたいが感覚的、映像的だったりしますが

ある、音楽評論家の文を読んだ時にとても驚きました。

過去に演奏された(私のではありません)ヴォイス、ヴォカリーゼの実験的手法からの論法で

「いずれにせよ、ねじれた表現には違いない」

というのがあったのです。

??????

この曲はひねったり、ねじったりなんて全くしてないのに!!

実験的手法でもありません。

難しいことは何も無いのです。

ただ、演っているだけ、です。

勝手にからだの奥から出てくるものに身を任せているだけ(全員)

論理的な頭の人が論理で理解しようとすると、そんなふうに聴こえるんだなあ、ってすごく驚きました!(その方は全体にとても好意的に書いて下さっていたんですよ)

Photo_128すでに聴いて何らかの感想をお持ちの方も

聴いたけどよくわからなかったと思われた方も

これから聴いてみようかという方も

どうかいちど

からだを響きの中に沈めて

からだ全体で感じてみてください. . . . .

PS:きのうはあれからちょっと寝てしまいました(2回も:汗)
夜中にやっと起きだしてこれを書いたハシモト隊長なのでありました. . .

音楽のひとしずく
Photo_123

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コメント

こんばんは。

歩いてるんです。
ただただ、歩いている。
どこを?と問われたら、
おそらく、真っ黒で艶のある石でできた
床と柱が立っている回廊のような、
大広間のような、
でも、とてつもなく広くて果ては見えない。
天井も、とてつもなく高くて。
でも、
本当は、それは目には見えてなくて
(なにせ真っ暗闇だから)
だけど、感覚的に「そうなんだ」と感じる。
真っ暗闇だけど、明るいっていう矛盾な空間。
そこを、ただただ歩いている。

床に響く靴の音、
どこかの壁を流れてる水の音、
それらがこだまして響いて、消えて、
耳元で囁くのは、天使の誘惑?悪魔の嘲笑?

----------
最初に、聞いたときも
なんとなく、悲しいような、寂しいような
そんな気分になったのだけど、
でも、怖いとか、そんなこともなくて
「シャーマン」と、隊長が書かれていたけれど、
なにかの儀式のような、そんな風にも感じましたね。

どちらにしても、ミョーな浮遊感のある「曲」です。

投稿: kozo | 2006年11月21日 (火) 20:24

. . . 静謐で美しい情景ですね

私自身も暗くて深い海のような空間に沈み込んで行くような
でも浮遊し、漂っているような、そんな感じですが、
さらにイメージが広がります。

投稿: i. | 2006年11月22日 (水) 02:43

あー、私のイメージも近いですね。だだっ広くて真っ暗闇ってところは特に。私のはそれに加えてあちこちにデイル・チフーリのフロートみたいな(こんなのです。→ http://www.chihuly.com/floats/selfloat.html)ガラス状の球が転がってて、旋律と共に次々と光ってくみたいな絵が見えてきます。

投稿: nyt | 2006年11月22日 (水) 23:54

>デイル・チフーリのフロート
今はじめて知りました。
可愛くて幻想的ですてきですね!!

投稿: i. | 2006年11月23日 (木) 04:39

to nytさん

ボクも初めて聞く名前です。
。。。ていうか、ソッチ方面には疎い(汗

新島(字、合ってるかな?)で転がされた(?)グラスは
「霊魂(たま、と読んでね)」を具象化したみたいですね。
「霊魂」というよりも、「妖精」かな?
真っ黒黒すけのようなそんな感じ(w

場所も神社や海辺だし。。。

投稿: kozo | 2006年11月23日 (木) 17:34

>みなさま

デイルさんの作品は日常や自然にあるものをデザインモチーフにして非日常的な雰囲気を醸し出すものが多くて、ニイジマ・フロートは浮き球(生簀を浮かす補助等で海面に浮かんでるガラス球)にinspireされたようです。フロートはないですが、名古屋の大一美術館に行けば真っ赤なシャンデリアが常設されてます。特に現代のガラス作品はこちらの予想のつかない形のものが多いので新鮮な刺激を受けることが多いです。ガレやラリックといった半ばクラシックになりつつある作家の作品では、さすがに斬新なデザインに驚くという局面は望めないですが…。

投稿: nyt | 2006年11月24日 (金) 21:13

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