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2007年11月15日 (木)

谷山浩子のフィンランドはどこですか?はどこですか?

と、レコード店の店員さんに聞いて買ったキミに座布団一枚!

購入時にはみんなそう言うように!

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Photo 昨日は妙なモノを見せてすみませんだした、ハシモト隊長でーす。

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谷山浩子ちゃんさまの「フィンランドはどこですか?」全曲しっかりと聴きました!!

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まずは、ちょっと遡って。。

2曲のアレンジ依頼があった時にもらったテープを聴いて感じたのは「谷山浩子健在!」ということ。

「タイタニア」の歌詞のアタマに

「タイタニア 恋をしよう 素敵なロバと」. . . .

『ロバ!!』

でやられた。

で、全部聴いて歌詞を読んで、ああ、これは「真夏の夜の夢」だ、って思った。

美しく幻想的で壮大な曲だった。

「放課後」を聴いて、なんて純粋で透明な世界なんだろう、って思った。

20数年前初めてデモテープを聴いて椅子からずり落ちた時(マジ)に感じたあの独特の美しいコードとメロディの組み合わせと独特に幻想的な歌詞から紡ぎ出される世界の進化形がそこに出現した。

で、アレンジをどうするか?

すごく悩んだ。

ストリングスやシンセの多重録音とかいろんな方法があるけれど。。。。。

でも、ありきたりの方法で、また、すでにあるやり方で「今」の谷山浩子が本当に生きるだろうか?(とはいえ、その時点で「今」の谷山浩子をはっきりと把握していたわけではなかった。が、何か予感はあった。)

結局、ほんとにぎりぎりになって、Ub-Xでやろう!と決めた。

『「今」の橋本一子が「今」の谷山浩子に頼まれたっていうことはそういうことだろう』って何故か突然わかったから。

で、レコーディングして確信した。これで良かったんだ!って。

その時点では、コーラスで参加した「終電座」の途中段階までしか聴いていなかった。

アルバムの全貌は、全曲聴き終わるまで知らなかったわけ。

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で、全部聴き終えて思ったこと。

谷山浩子はやはり凄い。

谷山浩子の世界はシュールで、不思議で、怖くて、可愛くて、楽しくて、少女で、暗くて、、とかいろんな形容詞で語られるが、そしてそう思っていたけれど、そう、20数年前は確かにそうだったんだと思う。

素晴らしい「言葉」と「音楽」の才能を持った、持て余す程に持った少女は、その才能を涸らすことなく、言葉を紡ぎ続け、曲を書き続けた。

途中経過は時々垣間見てはいたけれど、今回じっくり触れてわかったことがある。

「まもるくん」を聴いて、最初は「怖い」と思った。次に「悲しい」と思った。そして最後に「美しい」と思った。

すべての曲が最後には悲しく美しかった。そして優しかった。

最初は自分だけの自分のための世界を飛び回る、孤独をかかえて現実と幻想の境界上に生きていた谷山浩子は、表面上は同じように自由に見えるかもしれないが、今彼女は、人々の悲しみ、苦しみ、孤独、暗い心、恐ろしい夢、、をその身に引き受けて、浄化し、透明な波動として送り返そうとしているんだと思う。

それはおそろしく孤独で苦しい作業だ。

突出した才能と膨大なエネルギーを持つ者だけに課せられた使命だ。

谷山浩子は今、ほんものの魔女か巫女、、というとありきたりだな、、うん、谷山浩子は闇(光)の女王、或いは女神になろうとしているのだと思う。

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. . . .で、でも. . . . なんで見かけはこんななののの??

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*

*「Ub-X meets 菊地成孔@Super Deluxe」

 [e-onkyo music]で期間限定配信中

. . . . .12月31日までとの情報あり。

 

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コメント

温故だけでなく知新もあったということですね。温故だけなら単なる「同窓会」ですもんね。昨日げとしたけど店員さんに訊かなかったぁ…orz

投稿: nyt@闘いの日々 | 2007年11月16日 (金) 04:36

いちこちゃんさま
うわ----うれしい(T_T)(T_T)(T_T)
過分なお誉めの言葉をありがとうございます-!
初めて会った頃(あれは四半世紀前)わたしは精神的にかなりスランプ状態で、いちこちゃんが曲を聴いて丁寧に感想を言ってくれたことで息を吹き返したのでした。それ以来バリバリで、今に至る。なのでいちこちゃんのことは恩人と呼んでます(照れる)。
今大阪です。今日は神戸でライブです。
携帯なのでちゃんと書けてるか心配なので、また旅から帰って改めて。
過分のぶんは激励と思って、精進します(^_^)/
ありがとう!
風邪、悪くなる前にしっかり休んで、撃退してください。ちゃんと食べてね。

投稿: 谷山浩子 | 2007年11月16日 (金) 12:30

昔から音楽が好きで、いろんな出会いがありましたが、18の時に出会った「たんぽぽサラダ」ほどの衝撃は未だになかなかありません。

その時なぜ初めて手にする谷山浩子を聴こうと思ったかは忘れたのですが、なんだかこれは聴かないといけないという強迫観念に囚われていたような記憶があります。
その時僕は就職したばかりで、研修で川崎に来ていたのですが、買ったレコードを聞けるような環境になかったので、初めてカセットを買いました。それ以来ヘビーローテーション(未だに聴いてます)。で、その後「時の少女」に遡って更に絶句し、「BEAUTY」「Vivant」でモノも言えなくなる、に至るわけです。

それ以来ずっと「谷山+一子」タッグの再来を期待しつづけてきたのですが、今回の作品はその期待を上回る出来だと思います。
なにより浩子さんが、隊長というメイクさんの手を借りなくても、自分で「バケラッタ!」って言えるようになってきたのかなというのが、隊長が一部の曲に加わることではっきりしたような気がするからです。でも彼女は、ブラックホールを自らの意思でウキウキ彷徨っているような方でもありますから、時々は「こんな楽しい遊び方もあるよー」とかいう千手観音さまのお導きが必要なんですよ、多分。

だから全曲プロデュースもまたぜひやって欲しいんですけどね。間違いなく最強タッグですし。

ライブとか一緒に演る機会はないのでしょうか?
来年の猫森集会のオールリクエストとかいかがですか?とか勝手に決めたりして(笑)

投稿: moon | 2007年11月17日 (土) 00:05

ひろこちゃんさま
大阪、神戸お疲れさまでした!
えー、過分ではないでっすー
マジ納得した^^/

>いちこちゃんのことは恩人と呼んでます(照れる)。

照れるのはこっちだい(大照れ)

投稿: いちこ | 2007年11月17日 (土) 13:33

moonさま
>ライブとか一緒に演る機会はないのでしょうか?
来年の猫森集会のオールリクエストとかいかがですか?とか勝手に決めたりして(笑)

ど、どうでしょ、、ひろこちゃんさまにきいてくだちゃい^^;

投稿: taityo- | 2007年11月17日 (土) 13:38

橋本さんと谷山さんコンビのオリジナル・アルバム、期待しています。谷山さんの音楽はメロディも歌詞も歌声もますます磨きをかけられて、神韻を帯びるかのようですね。2015年の神戸酒心館で「神様」を聞きました。神社に言ってお参りするみたいに背筋が伸びる思いでした。

投稿: ニャンピ | 2015年11月28日 (土) 23:12

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